弥紀のblog(仮)

アイドル、特にでんぱ組に関する妄想を語ります。twitter(@yaki2019)で記事の正式リリース告知および近況を呟いています。

サブスク音楽生活 事始め

新企画です。最近利用を始めた音楽配信サブスクサービスを通じて得た気づきを書いていきます。一種の穴埋め企画だと思ってください(笑)。

今回は、サービス使用事始めと、サービス間の比較です。

目次

 

はじめに

以前の記事で書いたように、筆者は最近のアイドルの楽曲を開拓中である。

yaki.hatenablog.jp

 

お金をかけて「お試し」をしたくないため、専らYouTubeを利用していた。自慢ではないが筆者は筋金入りのケチ、いや倹約家なのだ*1。だがYouTubeには次のような問題があった。

  • 聴ける曲が限られる
  • 聴くのはほとんどが移動中のため、通信量が莫大になる

後者については□□で〇〇〇〇〇〇して、■■■に△△することで解決した。しかし、いくらその手間を自動化で削減してもの、思い立ったときに聴きたい曲を聴けないというもどかしさがあった。

 

そう思っているところ、たまたまAmazon Music unlimited(以下AMUと略す)の試用期間のことを知った。AMUのようなサブスクリプション音楽配信(以下サブスクと略)自体は以前から知っていたが、サービスを止めると曲が聴けなくなり、気に入った曲を聴き続けるにはサービスの継続が必要であるという点がネックとなった。新規に毎月の固定費が発生することは、倹約家にとっては耐えられないことであるからだ*2

 

そこで、はたと気づいた。AMUの試用期間は長い。だったら、その間に曲を聴きまくり、気に入った曲だけを別途購入すればよいのでは?またYouTubeと違い、格安SIMのミュージックカウントフリープランや低速モードが利用でき、通信コストも気にしなくてよい。倹約家にとってもうれしい点だ*3

ということでAMUの試用を始めた。試用期間終了の前日に契約解除することを予定表に記入して*4

 

サブスクサービスの魅力に気づく

続けていくうちに気づいた。聴きたい曲を聴きたいときに好きなだけ聴けることがこんなに楽しいとは。「人気のある楽曲」機能や「関連あるアーティスト」機能がすばらしい。前者は未聴のアーティストの概要をお任せで知ることができるし、後者は新規アイドルの開拓にぴったりだ。月に1000円くらいだったら払ってもよい、と思った*5

 

でも、数あるサービスの中で、AMUでよいのだろうか?

 

Amazon Music unlimitedとApple Musicの比較

ということでApple Musicの試用も申し込み、比較してみた。

Apple Musicを選んだのは、世間での評判がよいこと。さらにすでにAppleにアカウントをもっていたためだ*6

 

曲の充実度

まずは曲の充実度だ。単純な曲数の比較では面白くないし、最近の曲だったら、ほぼ全サービス一律だ*7。したがって昔の有無チェックをしてみる。ここでは筆者のプロフィールにあるマイナーなアルバムや楽曲のリストを使用する。その方が差が出やすいと考えたからだ。

まず「筆者の好きなアルバム」だ。下表を見てわかるようにほぼ差がない。そもそもCDすら発売されていないものが音楽配信されるわけないのだ。

アルバムタイトル名 Apple AMU コメント
でんぱ組.inc『GOGO DEMPA』 -
Qlair『Archives』 -
CoCo『STRAIGHT』 AMUでは海外の別の"CoCo"という名前のアーティストに紐づけられている
田中陽子『Invitation』 × × -
飯島真理『ROSE』 -
佐倉しおり『SIGH...』 × × -
上田知華+KARYOBIN『上田知華+KARYOBIN4』 -
新井薫子『待ちきれなくって・・・』 × × -
島崎路子『フルーレ』 × × -
守谷香『地図のない街』 × × -
河合その子『Colors』 × × -
水野きみこ『は・じ・め・ま・し・て』 × × -
つちやかおり『Fragrance』 × × -
RYUTist『柳都芸妓』『日本海夕日ライン』 -

 

次に「好きな曲」だ(ちなみにこれはかなり不完全なリスト)。ここで差が出てくる。AMUは明らかに古いマイナーなアーティストの充実度が落ちるようだ。

曲タイトル名 Apple AMU コメント
笠原弘子「青色のオレンジ」「Air Mail」「夏物語」 × × AMUはアーティスト名すら存在しない
Bridge「タイム・スイング」 × AMUはアーティスト名すら存在しない
ribbon「それは言わない約束」「さよならが終わるまで」「After School 4 o'clock」 -
(初代)東京パフォーマンスドール「WEEKEND PARADISE」 × AMUはアーティスト名すら存在しない(2代目のみ)
八木さおり「ポーズ」「コメディはせつなくて」 × × -
持田真樹「幸せの地図」 × × -
中嶋美智代「思い出にもなれない」 -
松本伊代「ソリチュードにもたれて」「チャイニーズキッス」 -

 

AMUメタデータ(アーティストと曲の紐づけ等)には誤りや混乱が散見される。CoCo『STRAIGHT』のところにコメントしたように、別のアーティストに紐づけるというとんでもない誤りがあったり、飯島真理松本伊代が、複数のアーティストに分割されていたりする(どちらもビクターだ。)。

Apple Musicでは問題がないことから、Amazonではレコード会社から提供されたメタデータ機械的に処理しただけで、人手による検査や最終調整を怠っているのではないかという疑念が沸く。

 

アプリ

次にアプリの機能や使いやすさを比較する。ぱっと見の機能はAMUの方が多いように思われるが、画面の種類が多く、しかもどの画面で何ができるかの予想が付きづらい。ただし、慣れれば何とかなるような気がする。

Apple Musicは使い始めたばかりなので、正直なところ、まだ評価ができる段階ではない。

 

価格

標準価格は同等だが、筆者はプライム会員のため、価格面ではAMUの方が有利だ。

 

 結論

Apple Musicの方が内容的にはよさそうだが、もう少し両者を使い続けてみよう。

 

脚注

 

 

*1:でんぱ組のコンテンツも、ファンになる以前にリリースされたものはすべて中古で入手した。未開封のものが劇安で売ってたりするのを見て、ああ、これが例のあれか、と感動。

*2:ちなみに雑誌のサブスクサービスであるdマガジンには加入していたりする。主な目的は「みりん小さじ一杯」だ(笑)。

*3:当然、通信には格安SIMを使っている(笑)。

*4:契約解除は予約できるのであるが、なぜかする気にならなかった。心のそこでは興味があったということか。

*5:「みりん小さじ一杯」に月400円払えるのだし(笑)。

*6:倹約家のくせにiPhoneを使っていたりする。家族で使うと、長い目で見てAndroidよりコストが低いとの判断だ。

*7:先行配信みたいなのはあるが