弥紀のblog(仮)

アイドル、特にでんぱ組に関する妄想を語ります。twitter(@yaki2019)で記事の正式リリース告知および近況を呟いています。

サブスク音楽生活 2019年後半の気付き(1)総論-1 つんく♂、でんぱ組の影響

音楽サブスクリプションサービスを利用して得た気づきをまとめています。今回はその第1回目です。

 目次

 

はじめに

以前報告したように、最近、音楽サブスクリプションサービス(以下サブスク)を契約した。

yaki.hatenablog.jp

 

目的は自身の音楽の楽しみの幅を拡げるためであり、今までに曲をあまり聴いたことのない、女性アイドルを中心にトライしている。

その際、好みのアーティストや、気になったアーティストを起点にして、「関連のアーティスト」のおすすめ曲を聴き、さらにその「関連のアーティスト」に数珠繋ぎで聴いている。サブスクならではの方法を採っている*1

 

その過程で感じたこと、気づいたことを以下つらつらと記していきたい。まず、今回は全般的な印象を述べる。

なお、明白な誤認があったらご指摘いただくか、無知・無学と笑って許してほしい。すぐ後に触れるように15年近い空白期間があるためだ。

また、48グループや坂道グループは今回の活動の対象外としている。数が多すぎるし、楽曲を全然知らないわけではないからだ。

 

つんく♂の存在の大きさ

女性アイドルを中心に様々なアーティストを聴いたのだが、強く感じたのはつんく♂の存在の大きさである。

筆者は2000年代以降、2010年代前半にかけて、自身の音楽ライブラリをほとんど更新してこなかったため、正直に言うと、つんく♂系のアイドルについては初期モーニング娘。(「ザ ピ〜ス!」くらいまで)しか知らない。にもかかわらず、ハロプロ系はもちろん、その他の様々なアイドルで「つんく♂っぽさ」を感じるのだ。

筆者の考える「つんく♂っぽさ」を感じる楽曲の特徴を箇条書きにすると以下のとおりとなる。

  • 下世話なアレンジ*2
  • マイナー(短調
  • 演歌的なこぶしの効いた歌い方(歌が上手いと特に)

つんく♂っぽさ」は言い換えると「歌謡曲っぽさ」である。海外のサウンドの影響を受けていると思われる楽曲でさえこれらの特徴は強く感じられることがある。

なお、数少なくないアイドルの「おすすめ曲」として、上記の特徴を備えた楽曲が挙げられる。ということは、多くのリスナーは「つんく♂っぽさ」のある楽曲を好んでいるということを意味する。00年代はハロプロ系のグループが隆盛を誇ったことから、その影響は作り手だけでなく聴き手にも及んでいるということだろうか*3

それにしてもハロプロに憧れたアイドルとハロオタのプロデューサが作ったグループにつんく♪っぽい曲がほとんど無いのは面白いところだ。

 

でんぱ組の影響

でんぱ組を起点に、関連するアーティストを辿ると、電波ソング的な楽曲を歌うアイドルに複数遭遇する。しかもその楽曲は玉屋2060%作だったりする*4。さらに、そういうグループの多くはお決まりのように、でんぱ組のようなビジュアルだ(情報量が多く、なぜか金髪ショートがいる(笑))。「原宿系アイドル」というらしいが、でんぱ組の強い影響を感じざるを得ない*5

みりんちゃんの過去のこのツイートはそういうグループを揶揄したものだろうか。

 

なお、声優や声優グループの歌う電波ソングにも遭遇したが、電波ソングの源流の一つはアニメやゲームにあるため、でんぱ組とは別の、声優内での系譜と位置付けるべきだろう。

 

今回はここまでとし、次回も引き続き総論を記す予定である*6

 

yaki.hatenablog.jp

 

 

 

 脚注

*1:Amazon Music Unlimited(以下AMU)もApple Musicも再生履歴がテキストで取得できないのが困りものだ。ブラウザ版を使えばできないことがないが、AJAXという技術のせいか、表示されている付近しか取得できない。何とかしてほしい

*2:80年代アイドルを手掛けた大物アレンジャーで代表すると、船山基紀萩田光雄であり、大村雅朗ではない。脱線すると前山田健一氏のでんぱ組の楽曲のアレンジは前者の系譜を感じる。

*3:何となく「つんく♂っぽさ」をディスっているように思えるだろうが、人の好みはまぁそれぞれってことだ(笑)。「サマーナイトタウン」はお気に入りだが。

*4:下記記事はその一例。 

yaki.hatenablog.jp

*5:もちろん同時発生的なものもあると思うので断言はできないが

*6:以前だったら1本の記事にまとめたところであるが、モバイルの読者が多いことを考慮すると、自身の作成する記事の文字数が多すぎると判断し、1本あたりの文字数を減らした。もちろん執筆の負荷を減らすためでもある(笑)。